羽黒山正善院黄金堂

カナはぐろさんしょうぜんいんこがねどう
住所・保管場所山形県鶴岡市羽黒町手向字手向231
お問い合わせ0235-62-2746
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  • 重要文化財
  • 1929(昭和4)年国宝指定

    1950(昭和25)年8月29日 国指定重要文化財

    羽黒山荒澤寺正善院が所有する仏堂。庄内三十三観音霊場第一番札所。

    羽黒山頂の大金堂(ダイコンドウ)(旧羽黒山寂光寺・現羽黒山三神合祭殿)に対し、小金堂(ショウコンドウ)と言い、三十三体の観音像が黄金に映えることから黄金堂(コガネドウ)と呼ばれるようになりました。

    この堂は、728(神亀5)年聖武天皇勅願建立との伝承もありますが、1193(建久4)年に、源頼朝が平泉・藤原氏討伐を祈願し、土肥実平を建築奉行とし、建立した説が有力視されています。

    その後、1593(文禄2)年に、酒田城主・甘粕備後守、上杉の家臣・直江山城守が3年がかりで大修理を行ったのが現在の黄金堂と言われています。境内には黄金埋蔵伝説も残っています。

    五間四面単層銅板葺。

    明治時代、神仏分離令の発令により日本各地で寺院・仏像が排除する活動が盛んになる中、羽黒山も例外ではなく最盛期、羽黒山を形成した十大寺が荒廃していく中で現存する三ケ寺の一つです。正しくは羽黒山長寿寺金堂と言います。

    黄金堂内には、東北でも珍しい等身大の三十三体の聖観世音菩薩(御本尊)をはじめ、二対の金剛力士像が二組(山門→康音作1633年と堂内→善慶作1695年)、かつて羽黒山五重塔に安置されていた御本尊前仏のほか、平安・鎌倉・室町・安土桃山・江戸と当時を忍ぶ仏像が鎮座しています。また、同境内にある於竹大日堂では、羽黒山頂の大金堂(ダイコンドウ)(旧羽黒山寂光寺・現羽黒山三神合祭殿)に内陣・宮殿安置であった三山本地仏(観音・阿弥陀・大日)を拝することができます。