出羽からの新たな祈り 2014年開催 終了しました

出羽からの新たな祈り


2014年9月14日 酒田港駅研修センター
入場無料

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スケジュール

9/14 (日曜日) 酒田市公益研修センター

09:30
開会
10:00
伝統芸能① 新山延年「獅子頭舞」
10:30
伝統芸能② 山戸能「竹生島」
11:30
伝統芸能と現代舞踊・音楽の融合
黒川能下座座長上野由郎 / 舞踏家:森繁哉 / 音楽家:岡野弘幹
13:30
シンポジウム「東北•出羽庄内の文化と伝統芸能の意義」 
基調講演① 山折哲雄
基調講演② 馬場あき子
鼎談 山折哲雄 / 馬場あき子 / 赤坂憲雄
15:45
伝統芸能③ 黒森歌舞伎 「義経千本桜」
16:30
伝統芸能④ 黒川能 「八島」
17:30
閉会

■ 伝統芸能解説

重要無形文化財「黒川能」下座太夫

上野 由部

今回披露される四つの「伝統芸能」について、わかりやすく解説いたします。

出演者からのメッセージ

13:30~ シンポジウム

■ シンポジウム 「東北•出羽庄内の文化と伝統芸能の意義」 

「東北・出羽庄内の文化と伝統芸能の意義」

東北・出羽庄内は古くから自然との共生を基軸に独自の文化を築いてきました。未曾有の大震災を経験し3年を経た今、これからの未来へとつなぎ残すべき東北独自の文化・伝統芸能の意義を再認識し、その深層を探ります。


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パネリスト

山折哲雄

  • 宗教学者

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パネリスト

馬場あき子

  • 歌人

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パネリスト

赤坂憲雄

  • 学習院大学教授


11:30~ 伝統芸能と現代舞踊・音楽の融合

時代に向かって創造する大地の息吹き

上野由部

重要無形文化財「黒川能」下座太夫

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1958年6歳で初舞台(王祇祭)。1998年黒川能下座太夫(下座座長)第20世襲名。
2002年 天皇皇后両陛下行幸啓時演能時に説明(湯野浜)。2008年仏パリ公演「紅葉狩」。2013年公益社団法人業務執行理事。

森繁哉

舞踏家

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山形県最上郡大蔵村生まれ。そこを拠点に舞踏・芸術活動を展開。「東北からの思考」「東北からの思考 地域の再生、日本の再生、そして新たなる協働へ」共著。

岡野弘幹

音楽家

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自然界の生命を音楽と映像で表現する、日本アンビエント、トライバルミュージックにおける先駆的存在。「地球共鳴」をテーマとした世界の聖地、自然遺産、全国の著名社寺などでの演奏を柱として活動中。


10:00~ 伝統芸能①

新山延年
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酒田市新山地区に伝わる舞で、庄内最古の伝能事と言われています。延年とは平安時代から鎌倉・室町時代にかけて各地の寺院で行われた、遊宴歌舞(ゆうえんかぶ)のことです。新山延年舞は、鳥海山・鷹尾山の修験道に深い関わりがあったといわれる新山神社に毎年8月19日に奉納されています。各地に残る延年の中でも、舞曲の曲目が豊富であり、他には見られない舞曲もあります。昭和55年に山形県無形民族文化財の指定を受けました。

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獅子頭舞は、以前は延年舞の一つとして舞台上で奉納していたとの事だが、現在は例大祭時社殿においてに行われ、祭典が終了すると「家内安全身体堅固」の御札を配りながら集落内を門掛けしながわ廻る。また、要請があれば宅内でも舞い納め災いを払う。舞は「四方固め」「八方固め」「天地」「壇加持」「幕返し」「いかり」などの所作があり、動作はゆったりとした調子で始まり、次第に荒々しい動きへと転じてゆく。お頭の眼光は辺りの災いを払うが如く、堂々と威厳に満ちている。


10:30~ 伝統芸能②

山戸能
山戸能

山五十川では鎮守河内神社祭礼に、昔から能と歌舞伎を奉納されてきた。山五十川では古典芸能保存会を組織し、同じ集落内に2つの無形民俗文化財を守り続けているが、全国的にも珍しいことである。山戸能と呼ばれているのは、山五十川が以前は山戸村に属していたからで、現在まで伝承されているものは9番である。能に先立って行われる「恋慕の舞」という稚児舞は「式三番」の舞とともに古風で優雅な所作を伴った舞である。

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延喜の聖代に仕えている臣下が、竹生島参詣の途中 琵琶湖の畔まで来ると魚翁と若い女が乗っている釣舟が来たので、それに乗せて貰い魚翁の案内で社参をする。この社の辯才天は女體であるから女人とて隔てはないと言う。女は「我は人間に非ず」と社殿に入り、魚翁も「我はこの湖の主ぞ」と言い捨て波の中に入る。やがて「社殿が鳴動すると辯才天が現れ、夜遊びの舞楽を奏し、続いて湖上に龍神が出現し、臣下に金珠玉を捧げた後、天女は社殿に、龍神は波を蹴立て龍宮に帰るのである。


15:45~ 伝統芸能③

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江戸時代中期の亨保年間から酒田市の黒森日枝神社に奉納されたといわれる農民歌舞伎で、270年以上もの間、伝承されてきた。雪の中で観ることから「雪中芝居」「寒中芝居」ともいわれ、出し物の多いこと、スケールの大きいことは全国屈指。厳寒の社殿で、毎年旧正月にあたる2月に奉納されている。

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義経一行は都を落ち延びようとして伏見稲荷神社までたどり着いた。そこへ義経の愛妾静御前が追いつき同行を願うが、義経は許さず初音の鼓を形見として与え、静御前を梅の木に縛り付けて立ち去る。そこへ追手の藤太達がやってきて静御前を捕らえようとする。すると佐藤四郎兵衛忠信が、どこからともなく姿を現し藤太達を打ち取る。木陰で様子を見ていた義経は、静御前を救った忠信に自らの姓名(源九朗)と鎧を与え静御前の守護を命じる。義経一行は静御前と別れて摂津の大物浦へと向かって旅立つ。忠信は初音の鼓を慕う狐が化けたものであった。


16:30~ 伝統芸能④

黒川能
黒川能

山形県鶴岡市黒川の鎮守、春日神社の神事能として、氏子たちの手によって500年以上、連綿と守り伝えられてきた。世阿弥が大成した後の猿楽能の流れを汲んでおり、その意味では現存の五流(観世・金春・宝生・金剛・喜多)と同系であるが、いずれの流儀にも属さずに独自の伝承を続け、独特の形と中央では滅びてしまった古い演目や演式を数多く残している。昭和51年には、国の重要無形民俗文化財に指定され、生活に根ざした貴重な民俗芸能として全国から注目を集めている。

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都の僧が四国の屋島の浦に着き、塩屋で主の帰りを待っていると、漁翁が若い漁夫と共に帰ってくる。僧は一夜の宿を乞うも一旦は断わられるが、僧が都の人と聞いた漁翁は何故か懐かしみ泊める。僧が「八島の合戦」について尋ねると、漁翁は三保谷四郎と悪七兵衛影清が錏引きをしたこと、佐藤継信が義経をかばって討たれたことを語る。僧はあまりにも詳しい語り様を不審に思い名を尋ねると、翁は義経の幽霊であることをほのめかして消え失せる。その夜、仮寝をする僧の夢に、源義経の霊が在りし日の姿で現れ、合戦の様を語る。戦いの最中に弓を海に落とし、自分の弓が弱い弓であることを敵に知られないよう名誉のために命を賭して取り戻した様を見せる。さらには平教経と相見え激しく戦う様を見せるも、夜明けとともに義経の姿も消え僧の夢も覚める。


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■ 専門家が丁寧にご案内します

出羽三山と鳥海山に囲まれた、庄内地区には有形、無形文化財が多く存在します。

文化庁の補助事業として専門家が書く文化施設を丁寧にご案内をします。

この機会に庄内の文化財を巡ってその価値を再認識していただきたいと思います。

出羽庄内文化財探訪ツアー 9月13日(土)

鶴岡城下町コース
江戸時代、庄内藩14万石の城下町・鶴岡を巡る

港町酒田の街めぐり
北前船交易の拠点となった港町・酒田を巡る

出羽庄内文化財探訪ツアー 9月15日(月)

黒川能の里
伝承500年、能の古来の姿をそのままに伝える黒川能の里を巡る

鳥海山振興を巡る
鳥海山を中心とする山岳信仰の文化を巡る

出羽三山コース
山岳修験の聖地として知られる羽黒山を巡る

即身仏を巡る
全国でも少ない即身仏を安置している本明寺。注連寺、大日坊を巡る

会場アクセス

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