旧渋谷家住宅

カナきゅうしぶやけじゅうたく
住所・保管場所山形県鶴岡市家中新町10-18
お問い合わせ致道博物館 0235-22-1199
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  • 重要文化財
  • 1969(昭和44)年12月18日 国指定重要文化財

    この住宅は、1965(昭和40)年に出羽三山のひとつ湯殿山麓の山村、東田川郡朝日村田麦俣より、致道博物館構内に移築保存されたものです。

    この住宅は、多層民家と呼ばれているもので、狭い山峡の敷地と、深い雪の生活に適応して三層、四層に空間を求めている造りです。そのため、二階・三階そして屋根裏部屋までも、養蚕などの作業場や収納場として、有効な利用を図っています。

    明治以降養蚕が盛んになるとともに、蚕室として使用される民家の改造・改築が行われるようになり、本来、寄棟屋根であった田麦俣の民家は、妻側の屋根を大きく切り開き、通風と採光を目的とした高ハッポウと呼ばれる高窓を取付けた結果、カブト造りといわれる均整のとれた美しい茅屋根となりました。

    建築年代は、移築の際発見された墨書から、1822(文政5)年に創建されたことがわかっています。