羽黒山三神合祭殿

カナはぐろさんさんしんごうさいでん
住所・保管場所鶴岡市羽黒町手向 羽黒山頂
お問い合わせ0235-62-2355
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  • 重要文化財
  • 2000(平成12)年 国指定重要文化財

    茅葺木造建造物としては、日本最大で建坪617㎡、社殿高28m、拝殿間口約26m、奥行き約20m、茅葺屋根の厚さ2.1mの豪壮な社殿。用材は主に杉で内部は総漆塗りです。

    現在の「羽黒山三神合祭殿」は、出羽三山が神の山となった明治時代からの名称で、以前は月山・羽黒山・湯殿山の神仏をまつる「権現堂」でした。1818年に建立された神仏習合の「権現造り」で、高さ28m、厚さ2.1m、の茅葺屋根は東北随一を誇る壮大な建造物です。

    出羽三山は、日本古来の自然崇拝の山岳信仰に仏教、道教、儒教などが習合し成立した修験道の山です。鎌倉時代には『八宗兼学の山』と称され、明治維新直後の神仏分離で神々のすむ神南備山(かむなびやま)に戻るまでは、寂光寺として真言宗や天台宗で奉仕しました。

    三神合祭殿は、寂光寺の大金堂(本堂)で、長い歴史の中で火災に何度も遭っており、現在の建物は江戸時代の1818(文政元)年に再建されました。

    三神(月山大神、羽黒山大神、湯殿山大神)は内陣中央の金色の扉の奥に鎮座しています。中央が月読命(つくよみのみこと)を祭神とする月山神社。向かって右側は稲倉魂命(うがのみたまのみこと)と伊氐波神(いではのかみ)を祭る出羽(いでは)神社。左側が大山 命(おおなむちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)を祭る湯殿山神社です。